今回はシンガポールからインドネシア、バリ島までのSQ938便の搭乗レポートになります。前回の記事はこちらです。
SQ938便搭乗レポート
今回搭乗する機体とビジネスクラスのシート
今回搭乗する機体はシンガポール発、バリ島着のシンガポール航空のエアバスA330-300型機です。搭乗前にパチリ。地面に飛行機の機種ごとに停止線があるのが見えますね。
今回のサーフトリップではすべてビジネスクラスを利用します。私は大金持ちではありません。それなのにビジネスクラスを利用してサーフトリップに行くことができるのはポイントサイトを利用しているからです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
エアバスA330-300のビジネスクラスのシートは2、2,2の配列になっています。窓側の座席の方はトイレの時に隣の方を跨ぐことになるので通路側をオススメします。しかし私はある目的のためにあえて窓側の座席を選択しました!その理由はまた後ほどご紹介します。
こんな感じに2席ずつ並んでいるシートになります。ベージュを基本としたカラーでなかなかオシャレですね。正直今回の横並び配列のシートはあまり期待してはいなかったのですが流石ビジネスクラス足元にかなり余裕があります。
隣に人が来なければいいなーという淡い期待もむなしく隣に中東のビジネスマンらしき装いの方が座りました。バリ島に商談に行くんでしょうか?かっこいいですね!世界を飛び回るビジネスマンの隣に日本の工場で働いている私がいるのが不釣り合いでちょっと可笑しいなんて思ったりしました。
機内から外を眺めていると空港の地上スタッフの方がスマホを見ながらサボって休憩していました。こういう風景を見ると海外に来たなーと実感したりします(笑)
機内食の注文に緊張するも意外な救世主に救われる
定刻通りチャンギ空港を後にし、いよいよ最終目的地のバリ島に出発です!シンガポールからバリ島まで約2時間半の空の旅が始まります。
シートベルトサインが消えるとすぐにキャビンアテンダントさんが来て機内食を何にするか各席に聞いて回ります。当然ながらメニューに日本語の表記などなくすべて英語での会話になります。私は英語があまり話せないのでこの時点で心臓バクバクです。いよいよ私の所にCAさんが来てまずは私の名前を呼んで挨拶をしてくれました。ここまでは私の英語力でも理解できます。問題はその次です。挨拶の後に満面の笑みで食事の内容(たぶん)を英語で話し始めました。当然私の英語力では全然聞き取れなかったのですがその言葉の中になんちゃらビーフという私でも理解できる単語が出てきました。まさに救世主の登場です!そこですかさず「ビーフプリーズ」と言いスマートにオーダーすることができました。ちなみに隣の方は宗教上の関係?で他の方とは違うメニューが他の乗客よりも最初に運ばれてきていました。
無事にオーダーも終わりそして運ばれて来たものがこちらです。
焼うどん!!思ってたのと違った!
焼うどん風の麺の上にビーフの炒め物が乗っておりその横には謎のおつゆが鎮座しています。料理を持ってきてくれたCAさんがたぶん食べ方を説明してくれましたが全く理解できなかったので正しい食べ方はわかりませんがつけ麺みたいな感じで汁に浸して食べたらとても美味しかったのできっと正解だったのでしょう。
体調があまり良くないので食後は座席をフラットにして寝ていました。
私がバリ島に行くときに窓側の座席を選ぶ理由
冒頭でも言いましたが私はバリ島にサーフトリップに行くときは必ず窓側の座席に座るようにしています。窓側の席の魅力と言ったら外の景色が良く見れるからですね。私の場合は少し違います。窓からサーフポイントの波をチェックするためです。バリ島に着く前にまずは飛行機の中からエアポートリーフの波をチェックする。それだけの事ですがそれが私のルーティンになり毎回とても楽しみにしています。
バリ島ングラライ空港は海に迫した滑走路がありその横にはエアポートリーフという有名なサーフポイントがあります。機内から撮影した写真がこちらです。写真ではわかりにくいですがオレンジで囲った所に数名のサーファーがいるのが確認できます。
写真で見ると岸からかなり沖にあるサーフポイントなのがわかると思います。岸からは2キロくらい距離がある為ここのサーフポイントは船で来るのが一般的です。船の料金は往復50000ルピア420円くらいです。私はいつもクタビーチのクタパラディソホテル(Jalan Kartika Plaza, Tuban, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア)の裏にある船着き場を利用しています。船着き場には写真のような船がたくさんあるのですぐ分かります。
ここのサーフポイント【エアポートリーフ】についての詳細は私のプロフィールに書いてあるのでもしよかったらご覧ください。
ちなみに滑走路内に海から侵入できないように登りにくいフェンスで囲ってありそれに加えて監視小屋みたいな建物がありました。いろいろ緩いところもあるバリ島ですが空港の警備はしっかりしているようです。
バリ島到着後プライオリティタグの効果を実感するも思わぬ落とし穴が
定刻通りお昼の11時頃にバリ島に到着しました。次は入国審査です。いつもかなり並ぶのですが今日はガラガラです。ビジネスクラスはエコノミークラスの方よりも先に降りることができるので今回は入国審査でほとんど並ばずに通過することができました。
次は成田で預けたスーツケースとサーフボードをピックアップします。ビジネスクラスを使用したのでプライオリティタグがスーツケースとサーフボードについています。このタグがついていると優先的に荷物が受け取れます。スーツケースはすぐにピックアップすることができましたがサーフボードはなかなか出てきません。それもそのはずこのように一般の方のサーフボードと一緒に運ばれてくるのでプライオリティタグがついていようと関係ありませんでした(笑)
次回はいよいよバリ島サーフィン編です!