普段愛用しているサーフボードや海外用のサーフボードを持ってサーフトリップに行きたいと思っている方は多いと思います。そんな時に気になってくるのがサーフボードをどのように梱包していけば破損するのを防げるかということだと思います。サーフボードを航空会社に預ける時には免責事項にサインしないと預けることができません。
免責事項の内容を簡単に言うとサーフボードは運ぶけど破損していても航空会社は責任もちませんということです。なのでいかに自分でサーフボードを保護できるかということが重要になってきます。
一例として2017年アメリカのプロサーファー、アレックスグレイさんがアメリカンエアラインに搭乗した際に5本中4本のサーフボードが破損していたという事件がありました。1本は真ん中から真っ二つになっていて明らかに車両などの重量物に踏みつけられていた形跡があったそうです。
その後SNSで拡散され世界的なニュースにもなり、アメリカンエアラインが過失を認め破損したサーフボードの弁償や超過料金の返納という特別待遇を受けたそうです。彼はプロサーファーなのでSNSでの影響力もあり今回のような結果になったと個人的には思います。一般サーファーだとそうはいきません。
なので今回は私流のサーフボードパッキング方法をお伝えしたいと思います。この方法で私は今までサーフボードの破損の被害を受けたことは一度もありません。(ただ運が良かっただけかもしれませんけど)
サーフボード梱包の為に用意するもの(ホームセンターで簡単に入手できます。)
- プチプチ:ホームセンターの梱包用品売り場や100均などで売っている。サーフボードを包めるくらいの長さが理想的だが短くてもテープで繋げればOK
- マスキングテープ:ホームセンターの塗装コーナーなどで100円前後で売っています。マスキングテープの粘着力が丁度良いんです。
- エアークッション:レールやノーズを覆えるくらいの長さが理想的だがない場合はプチプチだけでもOK ホームセンターに売っています。
- ハードケース:自分の持っていきたいサーフボードのサイズよりワンサイズ大きめのハードケースがおすすめ
- ニットケース:普段使用しているものがあればそれを使用。なければ使わなくてもOK
梱包材料はすべてホームセンターで安く揃えることができます。一度そろえてしまえば繰り返し使用することができるのでとても経済的です。
ヌケサク流サーフボード梱包手順(画像付き)
まずはフィンを取り外します。(サーファーあるあるで長年フィンをつけっぱなしだと海水の塩が固着して取り外しに苦労するというのがあります

ワックスをキレイに取り除く(めんどくさい方はそのままでもOK)
ワックスを落とすだけでサーフボードがかなり綺麗になりました。綺麗なサーフボードは気持ちが良いです。
プチプチを地面に敷きその上にサーフボードを乗せて軽くマスキングテープで止めていく。ガチガチに止めると剝がすときに大変にるので簡単に止まっていればOKです。

サーフボードの表裏にプチプチを巻きつけていく
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エアークッションでレールとノーズ、テール部を保護するように固定する

その上にさらにプチプチを巻きつける(この工程はプチプチの余りがなければ省略しても問題ありません)

ニットケースに入れる。プチプチを巻きすぎてパンパンに肥大化していた為全部入りきりませんでした(笑)

ハードケースに入れる。ハードケースに空きがある場合タオルや海パンなど柔らかい物をサーフボードに巻きつけ隙間がないようにする。

完成!テレビを見ながら30分程かかりました。真剣に作業をすれば5分〜10分でできると思います。

サーフボード梱包のまとめ
サーフボードを飛行機に預ける際には免責事項にサインしなければサーフボードを機内に預けることができない。
機内に預けたサーフボードが破損していた場合、航空会社は保証してくれない。すべて自己責任の泣き寝入り。
今回は私流のサーフボードのパッキング方法を紹介しました。大事なマイボードを守るため少しでも破損するリスクを減らしたいですね。
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